ジェームズ・ポッター(James Potter)
人物
1960年3月24日にポッター家に誕生した一人息子。ホグワーツ魔法魔術学校在学中はグリフィンドール寮に所属し、同寮の同級生であるシリウス・ブラック、リーマス・ルーピン、ピーター・ペティグリューとは友人だった。特にシリウスは無二の親友で、兄弟同然の付き合いをしていた。
瞳の色がハシバミ色である他は、息子であるハリーと殆ど外見が変わらない。ちなみに、髪の毛をくしゃくしゃにする癖がある。
在学中、魔法の腕はかなり優秀で、7年生の時には首席になっている(但し、悪戯好きだった為か監督生にはなっていない)。また相当な飛び手だったらしく、クィディッチでも活躍したらしくハリーと同じシーカーだった。その為か高慢ちきな面が多々あり、ホグワーツ卒業後に結婚することになるリリー・エバンズとは当初あまり折り合いがよくなかった(シリウスやリーマスによると、7年生になり、ジェームズの高慢ちきが直ってから2人は付き合いだしたらしい)。またセブルス・スネイプとは犬猿の仲だった(ジェームズは闇の魔術を嫌悪しており、スネイプは闇の魔術に傾倒していたため)。
また無登録の「動物もどき(アニメーガス)」で、変身する動物は牡鹿。学生時代、シリウスやリーマス、ピーターからは「プロングズ(Prongs)」と呼ばれていたが、これは鹿の角の形状に由来している(Prongは「枝分かれ」「枝分かれの先端」を意味する)。
ホグワーツ卒業後はリリー・エバンズと結婚し、夫婦で不死鳥の騎士団に加わっていたが、ハリーが1歳の年のハロウィンに、妻リリーと共にゴドリックの谷にある自宅でヴォルデモートに殺された。
[編集] 映画
映画「賢者の石」では「みぞの鏡」に映った幻影、映画「炎のゴブレット」では霊魂状態で登場し、エイドリアン・ローリンズが演じた。映画「不死鳥の騎士団」では学生時代の姿が登場(ロビー・ジャーヴィスが演じた)。
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リリー・ポッター(Lily Potter)
マグルのエバンズ家出身で、ペチュニア・ダーズリーの姉[要検証](邦訳の1巻では妹と誤訳[要検証]され、後に修正[要検証]された)。1960年1月30日生まれ。たっぷりとした深みがかった赤毛で、アーモンド型の明るいグリーンの瞳(息子と同じ)を持つ。
ホグワーツ魔法魔術学校グリフィンドール寮出身。在学中は首席になる程の優等生で正義感も強く、ジェームズ・ポッター達が行なっていたスリザリン寮生のスネイプへの虐めを止めさせる事もあった(ただし、スネイプの味方でもない)。ホラス・スラグホーンやフィリウス・フリットウィックのお気に入りだった。卒業後は同級生のジェームズと結婚し、20歳のとき息子ハリーをもうける。
後にハリーがヴォルデモートに狙われるようになり、アルバス・ダンブルドアに勧められてゴドリックの谷に隠れ住んだが、「秘密の守人」にした元学友ピーター・ペティグリューの裏切りに遭い、21歳のハロウィーンの夜にヴォルデモートに襲撃される。その時ハリーを庇ってヴォルデモートに殺されたが、彼女が無意識のうちに愛の守護魔法をハリーにかけたことで死の呪文が跳ね返り、ヴォルデモートは一時的に破滅した。
[編集] 映画
映画「賢者の石」では「みぞの鏡」に映った幻影、映画「炎のゴブレット」では霊魂状態で登場。吹き替えは田中敦子が担当。
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ハリー・ポッター(Harry James Potter)
属性・年齢等
ホグワーツ魔法魔術学校の生徒で現時点でグリフィンドール・クィディッチ・チームのキャプテン。寮はグリフィンドール。第6巻現在で6年生 (16歳) 。誕生日は1980年7月31日。(第1巻第3章P.67参照) ミドルネームは父親のファーストネームから取り、ジェームズ。
クシャクシャな髪の毛はまっ黒で、瞳の色は明るい緑色。外見は父ジェームズに生き写しだが、目は母リリーの目だと、様々な人から言われている。同年代に比べ小柄で痩せている(3巻では5~6cm、5巻で背は約10cm伸び、6巻では30cm伸びていることになってはいるが、本当にこの通りに身長が伸びていたのだとすると、今のハリーの身長は著しく高すぎてしまうので、この表現は身長が昔からだいぶ伸びた、と言う意味の作者の比喩だと思われる)。額に稲妻の形の傷があり、丸い眼鏡をかけている。
魔法界では「生き残った男の子」 (The Boy who Lived) と呼ばれている。また六巻から「選ばれし者」(The Chosen One)と呼ばれるようになる。
[編集] 出身・家族等
ゴドリック谷の魔法族のポッター家に生まれる。父親は魔法族(純血)のジェームズ・ポッター、母親は「マグル生まれ」の魔女リリー・ポッター。いわゆる「混血」 (half-blood)。名付け親(キリスト教における宗教上の親、後見人)は父の親友で同じく魔法族のシリウス・ブラック。
1歳の頃、ハロウィーンに両親がヴォルデモートに殺害されたため、リリーの妹・ペチュニア・ダーズリーの家に預けられる。しかしダーズリー家はマグル (非魔法族) であり、かつ魔法に非常に否定的であったため、ハリー自身や両親が魔法使いであることを知らされないまま、叔母ペチュニアとその夫バーノン、息子 (ハリーの従兄) ダドリーに冷遇され虐められながら育った。
11歳の誕生日に、ホグワーツ魔法魔術学校への入学案内書を手にやってきたルビウス・ハグリッドから初めて真実を知らされ、ホグワーツ入校と同時に魔法界へ戻ることとなった。夏休みには必ずダーズリー家へ帰省することになっている。
ハリーの両親は多額の遺産を残しており、それらは魔法界唯一の銀行グリンゴッツの貸し出し金庫に預けられている。そのためハリーは、魔法界でホグワーツの学費や小遣いに困ることはない。 また名付け親シリウス・ブラックの死亡(ただし彼の死についての明確な表現はされていない)とともに、シリウスの遺言によりブラック家の遺産も相続した。
[編集] 性格・才能
勇敢で思慮深い。しかし頑固で意地っ張りな面もあり、不満が募ると感情が爆発してしまう。たまに無鉄砲な行動を取って周囲を巻き込んでしまうが、基本的に友達想いの優しい少年。さらに、本人は認めたがらないが自身の能力を試したいという欲求も持ち合わせ、組分け帽子曰く「どの寮でもやっていける素質がある」。学校の勉強はあまり好まないが、ハーマイオニーと親しいこともあってか、ほぼ一貫し好成績を修めている。(O・W・Lでは、「闇の魔術に対する防衛術」でO(優)だった)
14~15歳ごろ(第4巻、第5巻)には、思春期であることとヴォルデモートとの精神的な絆とで、情緒不安定で捉えどころのない性格も見られたが、16歳(第6巻)になってヴォルデモートとの絆が遮断されてからは落ち着きを取り戻した。
父親の血を受け継いで、箒の飛行に関する才能は誰よりも優れている。得意なスポーツ(と言うよりも、本人は唯一の得意なことと思っている)は、クィディッチ、ポジションはシーカー(6巻で兼キャプテン)。
また、3年生の時13歳という若さで、一人前の魔法使いにも困難とされるパトローナス・チャーム(守護霊の呪文)を成功させ周囲を驚かせた。
ヴォルデモートがハリーを殺そうとした際、彼の能力がハリーに移った。そのためハリーは、蛇語使い(パーセルマウス)になった。
[編集] 周囲との関係
かつて非魔法界では、自己中心的いじめっ子でガキ大将だった従兄ダドリーのせいで公立の学校でも孤立しており、叔母一家以外に親しい人物は全くいなかった。その一方、魔法界では赤ん坊のとき史上最凶の闇の魔法使いヴォルデモートを倒し、暗黒時代を終わらせた伝説の魔法使いとして有名。ハリーが赤ん坊だった当時、一家がヴォルデモートに襲われ両親は殺されたが、ハリーは額の傷ひとつだけで生き残り、その直後ヴォルデモートは失踪した。彼に関する書物や報道記事も多い。中には死んだのではないかという噂まであった。
ヴォルデモートが他人を殺すのに特別な理由を必要としなかったため、一般に、ヴォルデモートがハリーを殺そうとした理由について深く追求されることはあまりなかった。両親がヴォルデモートへの対抗組織「不死鳥の騎士団」の一員であったことから、単に邪魔なポッター一家の抹殺をヴォルデモートが自ら行っただけと考える者も多い。
しかし真実は、ヴォルデモートが予言を盗み聞きしたセブルス・スネイプを通して「自分を倒す者」についての予言を知り、予言された人物として赤ん坊だったハリーを殺そうとした。父ジェームズはそれを阻止するためにヴォルデモートと戦い、死亡。母リリーも身を挺して息子を護ろうとし、ヴォルデモートに殺される。しかし母の愛情に基づいた自己犠牲が、呪いに対する強力な防御魔法として作用し、ハリーを襲ったヴォルデモートの呪いを跳ね返す結果となった。
宿敵ヴォルデモートとは、額の傷の呪いを通じて精神的に繋がっている。第5巻では、ダンブルドア校長がスネイプの個人授業「閉心術」を受けるように命じるが、さまざまな要因が重なって術の習得に失敗する。
ロン・ウィーズリーは、ホグワーツ魔法魔術学校入学前にホグワーツ特急のコンパートメントで一緒になって以来、ハリーにとって一番の親友であり続けている。そしてこれまでにもハリーやハーマイオニーと数々の冒険をこなしてきた。生粋の魔法族であるロンは、非魔法族(マグル)育ちのハリーにとって、魔法界の基礎知識・一般知識を教えてくれる重要な存在でもある。
ハーマイオニー・グレンジャーはハリーにとってロンと並ぶ親友。ハリーとロンがトロールに襲われているハーマイオニーを助けたことがきっかけで親しくなり、以来、ロンも加えた3人で行動することが多くなる。ハーマイオニーとも数々の冒険をこなし6巻では、ハリーやロンと共にホークラックスを探しに行くことを決意する。
6巻ではロンの妹ジニー・ウィーズリーを意識するようになり、二人は付き合いだす。ジニーはホグワーツ入学時からずっとハリーのことが好きだったが、彼の前では何もしゃべれなかったことからハリーが彼女を意識するようになるのにはある程度の時間を要した。また、彼女がロンの妹であることで、ロンから恨まれるかもと悩んでいた時もあった。結局6巻最後で、ヴォルデモートとの決着をつけるためにホグワーツに戻らないと決めたハリーはジニーに別れを告げているが・・・。
[編集] 各学年でのできごと
1年生--ハリーポッターと賢者の石
ホグワーツ魔法魔術学校入学。ロンやハーマイオニーたちと出会う。賢者の石をヴォルデモートの魔手から守った。
2年生--ハリーポッターと秘密の部屋
ヴォルデモートの学生時代「トム・リドル」を倒し、また「秘密の部屋」に潜むスリザリンの怪物・バジリスクを退治した。そしてジニー・ウィーズリーの命を救った。その功績で、ロンと共にホグワーツ特別功労賞を贈られる。
3年生--ハリーポッターとアズカバンの囚人
ハリーの両親の親友でもあるリーマス・ルーピン教授と名付け親シリウス・ブラックに出会い、両親の死についての真実が明かされる。シリウスを吸魂鬼から救う。
4年生--ハリーポッターと炎のゴブレット
クィディッチワールドカップを観戦する。「三大魔法学校対抗試合」にホグワーツ代表の4人目として選ばれてしまう。そして同じくホグワーツ代表、セドリック・ディゴリーと同時優勝を果たす。しかし復活したヴォルデモートに殺されそうになるが辛くも難を逃れる。
5年生--ハリーポッターと不死鳥の騎士団
ヴォルデモートの復活を公表し警鐘を鳴らすが世間から白眼視される。しかし、周囲の助けにより彼の主張が正しいことを証明する。5年生の終わりにハリー自身に関する重大な秘密を知らされて衝撃を受ける。
6年生--ハリーポッターと謎のプリンス
クィディッチチームのキャプテンとなる。ヴォルデモートのホークラックスをダンブルドアと共に取りに行くが、それは偽物であったことが判明し、毒を飲んでしまったダンブルドアにスネイプの死の呪文が炸裂する。
7年生--ハリーポッターと死の秘宝(仮)
- Nov 08 Thu 2007 07:36
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